上京する前にちょっと理解しておきたい路線のこと
保育士として上京し都内の保育園で働きたいという希望をお持ちの方は、上京する前に、路線のことについて少し理解しておくと安心です。
東京にずっと暮らしていると通勤ラッシュがすごい・・等は当然のことですが、地方から上京すると通勤ラッシュの人の多さ、混雑ぶりにびっくりする人が多いといいます。
既に雇用先が決まっている場合、保育施設で借上げ住宅が決まっているということなら仕方ありませんが、住宅補助を利用できる保育園で、自分が好きな物件を契約できるなら、どの路線の物件か、それによって通勤事情は大きく変わるのです。
混雑する路線、乗り入れ状況等を理解する事で、通勤事情は大きく変わります。
相互乗り入れがいい場所なら逆側に暮らすのもよし
東横線、小田急、京王等は渋谷、新宿などに出やすくそのエリアから放射線状に伸びているので、どの駅も混雑します。
しかし相互乗り入れの反対路線近くで物件を探せば、通勤ラッシュを回避できるのです。
同じくらい通勤に時間がかかるというエリアであっても、逆というだけで家賃がかなり下がることもあるので、例えば西武池袋線等東横線の反対路線、さらにいつも混雑しているといわれている田園都市線の反対路線となる頭部スカイツリーラインなどがおすすめです。
両路線とも、池袋や新宿、大手町、渋谷などに行きやすく通勤ラッシュが少ない路線といわれています。
ちょっと横にそれているとか、逆路線になるだけでも、家賃が下がるのでそれもメリットです。
穴場路線もねらい目
乗り換えが面倒だったり、乗り入れ本数が少ないとなると暮らしにくいと考えて敬遠される方が多くなります。
しかし不便といってもそれほど不便ではなく、地方、特に田舎から出てきた人からすれば、この本数のどこが少ないの？と思う方もいて、決して不便と感じないはずです。
乗り換えが面倒でも通勤ラッシュの中通勤するということを考えれば、ちょっと早めに出たり、遅れないように気を付けることで、快適な通勤となります。
西武新宿線はどの路線ともつながっていない、非常に珍しい路線です。
路線がほかに通じていない、乗り換えが必要となると、多くの方がこの路線は避けようとするため、物件の家賃も安くしかしいい物件があります。
中野坂上で乗り換えが必要となるので多くの方が避けるといわれている丸ノ内線方南支線、こちらは穴場中の穴場と呼ばれる路線です。
通勤ラッシュがなく、家賃が安い、しかも新宿三丁目で乗り換えて東京メトロを利用するだけで、渋谷に行けるようになった路線なので、今が穴場ともいわれています。
東日本大震災の時、最も早く運行が開始されたといわれている都営大江戸線、乗り入れがなく、全ての区間が地下という特殊な路線となっているため、敬遠されがちです。
しかし悪天候に強く、運行が長くストップすることが少ないことでも知られています。
東京には以外に、こうした穴場と呼ばれる路線やエリアが多いので、上京する際に理解していると、いい物件、また通勤ラッシュに苦しまずに済むエリアを見つけることができるはずです。