短時間でもいいから保育士として働きたい
保育士は地方と都市部で大きな違いがあるといわれています。
まず雇用の多さが全く違い、地方に行くと正社員、パートともに少ない状況です。
やはり少子化が進み、子供の絶対数が少なくなっていることもあり、雇用そのものが少ないエリアも多くなっていると考えられます。
しかし東京など都市部では、正社員からパート、契約社員まで保育士の仕事はびっくりするくらいに多く、まさしく保育士不足がわかる状態です。
保育士として働きたいと思っていても、家族の状況等から短時間しか働くことができないという保育士もいます。
東京はパートの求人も非常に多く、地方と比較するとパートでも待遇がいい条件の雇用が多いのです。
東京ならパートでも十分保育士の仕事が可能
保育士の資格を持っている人がいるならいつでも紹介してほしいという声を聞くくらい、東京の保育士雇用の現場はひっ迫しています。
短時間でも仕事をしたいという人も、保育士資格保有者は引く手あまたという状態なのです。
特に23区内はどこも保育士が不足しているという状態なので、正社員、パートなどの求人が非常に多くなっています。
問題は待遇ですが、東京は地方と比較してパートの待遇もいいので、自分らしく、また家族に迷惑がかかることのないように働くことも可能です。
東京の保育士パート、待遇はどうなのか
パートの場合、1日4時間から6時間程度勤務できるパートさんの募集が多く、週3日くらいから5日くらいの勤務の募集があります。
週1日で4時間でもいいという条件のところもありますので、少ない時間でも保育士として働きたいという方にとって東京は職を見つけやすい地域です。
仕事内容はほとんど正社員の保育士と変わることがありませんが、パートさんの場合、クラス担当になることは通常ありません。
担任を持っている保育士の補佐的な仕事を行うことになりますが、保育士そのものの仕事は正社員もパートも変わりなく行うことになります。
東京のパート保育士、気になるお給料は?
東京でパートの保育士として働く際の時給は1000円から1500円くらい、時間によっても違いがあります。
全国平均で46歳くらいのパート保育士の時給を見ると980円ということなので、やはり東京は時給が高めです。
特に首都圏の保育士の時給を見ると2017年度で1041円となっているため、販売やサービスの仕事と比較しても東京ならパート保育士の時給は高いといえます。
勤務時間帯によっても違いがありますが、平均1000円くらいの時給となれば、他業種よりも少し上となるため、お給料的にも優遇されているといえるのです。
また勤務日数など状況によっても違いますが、雇用保険や有給休暇も通常つくので、こうした面を見ても、東京でパート保育士として働くメリットは高いと考える事ができます。”
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転職ということについても考えておきたい保育士の仕事
保育士の仕事は通常の企業での勤務とは違い、第三者のお子さんを預かり保育するという特殊な仕事になります。
仕事内容に関しても様々な違いがあり、雇用形態も色々なので転職を考えるときにはどのように働きたいのかということをしっかり考えて転職することが必要です。
保育士の雇用に関しては、正社員として働く、また契約社員やパートとして働くという選択もできます。
特に東京都では常に保育士が不足しているという状態なので、働き方を選択するということも可能です。
保育士の転職で知っておきたい他の仕事との採用の違いとは
保育士と他の一般的な事務などの雇用とは採用にも違いが出てきます。
一般企業の場合、経歴、学歴などが重視される傾向が強いのですが、保育士の場合には面接が重視されるといわれているのです。
一般企業では職務経歴書やエントリーシートなどの書類選考があり、この選考が重要視されることも多いのですが、保育士は職務経歴を提出することがほとんどありません。
書類選考を行わず面接で確認するということも多いので、面接は保育士の転職について重要な部分となります。
保育士は保護者に変わってお子さんの保育をするという仕事になるため、人柄を特に重視する保育施設が多くなるのです。
そのため、転職する際には、面接にどう対応するか、これが大きな問題となります。
年齢なども気にせず募集に応募できる
保育士の募集を見ると特に年齢的なことが記載されていないことが多く、特に都市部では深刻な人手不足となっているため、幅広い雇用があることも魅力です。
正規雇用を求めている場合でも、面接でできればパートで・・と希望を伝えてみると雇用されることもあり、こちらの希望が通りやすいという点もメリットとなります。
時短勤務を希望する、勤務時間を変えたいという時にも、転職先を探しやすいため、特に東京都などの都市部に関しては、雇用で困ることは少ないといえるのです。
ただし、自分がどのように働きたいのか、面接の前にしっかり決めておくこと、また保育園の質、基本理念などを調べ、自分が理想とする保育ができるのかどうかも、調べておくことをおすすめします。