東京で保育士として暮らすのは大変?

東京タワー
東京には保育士の職がたくさんあり、自分の理想的な働き方ができる魅力的な保育施設があるということを多くの保育士さんが理解されています。
地方と比較すると、保育施設の数もかけ離れて多くなっていますし、また保育施設の種類も多いのです。
英語力を持った保育士が英語を取り入れた保育施設への雇用を考える時にも東京には雇用がかなりあると思います。

また幼児教育を取り入れた独自の教育を行っている保育施設なども都内には沢山あり、保育士としてどのようにキャリアを積んでいけばいいのか、しっかり考えられる雇用先が多いという魅力が、東京にはあるのです。
しかし問題は、東京は物価が高く、地域によって信じられないほど家賃が高いということ、地方に暮らしてきた人からすれば、一人暮らしでこの金額?とびっくりするくらいの家賃もあります。

東京で暮らすということを考えると、保育士はお給料が低いといわれていますし、その上や値が高いとなれば、生活していけるのかどうか不安・・という方が多くなるのも理解できるのです。
しかし、こうした状況を踏まえて東京都では様々な支援を行っています。

保育士のお給料は低い・・だったら上乗せしましょう

東京で保育士の雇用状態を見てみると、待機児童数が少ない地域の方が保育士の給与が高い状態となっています。
これは、保育士が雇用を得たいと思う時、お給料が高いところを狙って応募するため、必然的に給与が高いエリアの方が保育士として働く数が多くなる、イコール、保育園の児童を多くできるという仕組みができているからです。

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区の政策などで保育士のお給料を少しでもアップしている区については、待機児童数が少ないという結果になっていることがわかります。
労働に見合った対価となれば、保育士の数も増員できる可能性があるということです。

東京都はこの給与面の打開策として、保育士の月給を平均3万アップさせることができるように予算に組み込んでいます。
それにプラスして、家賃補助、住宅手当を支給することによって、さらに給与アップ同様の状態にもっていこうと考えたのです。

東京で保育士として一人暮らしを可能にするためには?

保育施設によって、家賃補助制度を利用している所と利用していない所があります。
募集の時点、応募の時点で家賃補助があるかどうか調べておくことが必要です。
家賃補助制度を利用していない保育園に就職を決めて住宅を決めても、制度の利用がなければ自腹となります。

制度の利用があっても、保育施設が住宅を借り上げてそこに暮らすようにしている場合もありますし、不動産業者が指定となっていることもあるため、こうしたことも確認が必要です。
この制度を利用できる期間は、区によって違いがありますが、ほぼ5年といわれています。
5年間、補助があれば生活の基盤を作ることができるでしょう。

区によって金額の違いもあり、上限が82000円という所もあれば、それ以上のところもありますし、それ以下のところもあります。
金額についても、上限がどのくらいなのか詳細を理解しておくべきです。

東京での一人暮らし、職場に近い方がいい?

保育施設が借上げ住宅を独自で持っている、決まっている住宅に入る場合には、保育園とかなり近い所ということもあります。
自分で見つけてきた物件について家賃補助としてくれる場合もありますが、その場合、保育園に近い物件がいいのか迷う方も多いようです。

保育施設があまりにも近いところに暮らせば通勤には便利となります。
しかし、保育施設があるエリアの家賃がかなり高いとなると、家賃補助があっても上限を越えることになり、越えた分に関しては自分で出すことになってしまうのです。
渋谷区など、家賃補助の上限が他のエリアよりも高いという所もありますが、それでも上限を出てしまうなら、少し離れたエリアを探す方がいいと思います。

一駅違うだけでも家賃が格段に低くなるという所もあるので、職場に近い方が便利ですが、家賃を考慮し、適度な距離で家賃が低め、しかしセキュリティがしっかりしているところを選ぶべきでしょう。
生活に便利かどうか、お買い物スポットや飲食店等がほど近く、病院等生活の中で利用する施設が近隣にあるかどうかも考慮が必要です。