江東区で行う保育職員向けの支援制度とは

江東区も待機児童問題を抱えていますが、その対策として保育所の整備、また保育士への支援など行っています。
待機児童解消のために江東区では、児童定員1000人増を目指し、このような支援制度を作り、保育士の処遇改善などにも力を入れているのです。
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国や東京都の制度を利用していくこと、また江東区としても、保育施設運営事業者に対し補助を行い、保育施設の充実、保育士がより良い環境で働けるようにするものとしています。
この中には、借上げ宿舎に居住する保育士に向けての家賃補助制度などもありますが、保育士としてこれから仕事に就く方、また保育士資格を保有されているけれど休職中という方に、保育園就職フェアを開くなどの活動も注目されているのです。

江東区の保育園就職フェアとは?

江東区では、江東区保育園就職フェア in Kotoという保育園への就職を考えている方に向けたイベントを行っています。
保育や就職に関し講師を招いてセミナーを行ったり、実際に江東区内にある保育施設運営事業主と面会ができるなどの機会を設けているフェアです。

保育士、看護師、栄養士の資格を保有されている方、取得予定の方、また資格取得を目指している方、さらに保育士としての経験を持っているけれど今保育士として勤務されていない滞在保育士の方などを対象としています。
資格を持っていても保育士未経験という方も広く対象としていますので、多くの方々が訪れているイベントです。

来場者にちょっとしたプレゼントがあったり、セミナーを聞く、相談ブースを回ることでもらえる抽選権を集めてガラポン抽選会に参加できるなど、楽しいフェアとなっています。
また2017年8月に行われたフェアで実際に就職が決まったという方には、就職祝いとして区内共通商品券が贈呈されるなど、保育士の方にとって魅力あるフェアとして人気があるのです。

保育士、看護師などの資格取得者、資格取得予定者、また保育園で働きたいと思っている未経験者等、幅広く参加できるフェアとなっているため、保育園で働くことに興味をお持ちの方にとって有意義なフェアになると思います。
江東区はこうした様々な事業を行うことで、保育士人材確保、就職支援などを強く推進しているのです。