公立保育園、私立保育園どっちがいいか迷うものです
保育士になるための学校に通い、いよいよ就職先を探すとき、やはり就職先は非常に迷うものです。
特に、公立保育園に行くか私立保育園に行くか、これは多くの保育士が悩むところだと思います。
公立保育園と私立保育園の違いといえば、公立保育園の場合、公務員扱いとなるため、安定した雇用隣、年収に関してもボーナスなどが必ず支給されるため、年収が高くなるという傾向があるという点です。
公立保育園の多くが民営化となり安定を求める保育士にとって狭き門となりつつあります。
働く視点で見た公立保育園
公立保育園の運営は自治体、地方公務員となるので採用方法に違いがありますが、区役所の職員などと同じ扱いです。
公務員なので安定しているということに加え、やはり制度などもしっかりしています。
健康保険、労災年金、厚生年金の加入は当然ですが、産休を取る時にも確実にとることができる、これは女性保育士にとって非常に高い利点です。
またお給料の面でも私立保育園とは違い、一定の期間で必ず昇給があり、また賞与制度も瀬起用されるので年収が私立保育園よりも高くなります。
長く働くことで昇給が確実となるので、継続して働く意欲がわくという点もメリットです。
ただし移動があり、通常一つの保育園に長くいることはできません。
一般的に3年から6年くらいで移動となり、勤務する保育園を指定することもできないので、移動のストレスがあるということは理解が必要です。
私立保育園の働き方
給料、福利厚生等についても、私立保育園は園独自の制度となるため、雇用される園によっては福利厚生に不満があったり、産休がとりずらい、有給なども消化しにくい等、公立保育園と比較してストレスを感じやすい保育園もあります。
しかし現在は、保育士の需要が高くなっているため、労務管理、福利に関しても向上しているようです。
ただ、特徴ある保育を行っている園も多いので、こういう保育がしたいという理想の保育園に入ることができれば、気持ちよく保育できる、またスキルアップもできるという面も沢山あります。
特に東京などでは英語教育に力を入れている保育園などが多くなっているので、英語力がある保育士はお給料が高くなるなど利点もあるのです。
お給料の面等、公立保育園と比較すると落ちるところはありますが、園によっては優遇された働き方ができる、納得のいく保育生活ができるという所があります。
私立保育園は公立保育園と違い移動も通常ありません。
また独自の教育を行っているところが多く、保育士の裁量もここの保育制度で行っているところがあり、やりがいがあると感じることも多いようです。