地方から上京して保育士として働きたい
地方に行くと地域によりますが、保育士の正規雇用がほとんどないという地域もあります。
少子化によって子供の数が減っていること、これは地方に行くほど顕著で深刻です。
地方で働こうと思っていても保育士としての仕事が見つからない場合、また東京に上京し保育の仕事をしたいという方も多くなっています。
地方から上京して働く前に、保育士として東京で働く際に地方との違いを理解しておくことも重要です。
お給料面や暮らしのこと、また環境についても違うことが多いといわれています。
東京で保育士として働くメリットとは
子どもの数が年々減少している地方とは違い、東京は若い子育て世代が多いため、子供の数が増えている状況です。
そのため、皆さんもご承知の通り、待機児童数が最も多い地域となっています。
若い世代は共働きが多いため、保育園を利用したいというご家族が多く、結果、保育士の需要は非常に高いのです。
地方は少数人員の保育園が多いのですが、東京は大人数の保育園から少人数制まで、また保育所の特性なども違いがある施設も多く、自分が働きたい職場を見つけやすいというメリットがあります。
地方で保育士の仕事を見つけられない、正規雇用がないという場合、上京することでほとんど解決するはずです。
求人が多い、多様な保育施設があるということもあり、経験を積みたいという人、色々な保育の現場を見てみたいという方にとって、東京は非常に魅力あるエリアになります。
英語を取り入れている保育園などもあるので、英語力がある保育士さんは通常よりも高給な待遇で雇用される可能性も高いのです。
こうした特別な教育を取り入れている保育園も東京にはかなりの数あるので、多様な保育を経験しキャリアアップできるということも大きな魅力となるでしょう。
地方と比較してもともとの年収が高いということも東京で働くメリットです。
物価が高いから年収が高くても生活は苦しい？と考える保育士さんもいますが、東京都は保育士に対し、家賃補助制度を展開していますし、区、保育園によっては上京サポートが手厚い所もあります。
お金という面で苦労が少なくなる可能性が高いのもメリットです。
地方で働くメリットは？
雇用を見つけることができれば、自然豊かでのんびりしたイメージの中、気持ちよく保育ができるというメリットがあります。
お給料などは低めとなりますが、家賃が低く物価も安いところが多いので、生活に困ることは少ないというエリアもあるようです。
また東京では回避できない通勤ラッシュに合うこともなく、のんびり通勤できるというメリットもあります。
ただ、転職したいという時に雇用を見つける事が難しいという点、また車がないと移動に困ることも多いエリアもある等、デメリットももちろんあるのです。
地方と東京ではお給料、雇用、また生活面でも非常に大きな違いがあると考えておくほうがいいと思います。
どこで働けばいいのか、自分のこの先、キャリアのことも考えて勤務場所を選択することが必要です。